- 健康で明るく元気な子ども
(和やかな雰囲気の中で心身の健康の基礎を培う。) - 自立できる子ども
(生活に必要な基本的な習慣や態度を養う。) - 友だちと仲良く遊べる、やさしい子ども
(人への思いやりと協同性、情感豊かな心を育む。) - 好奇心を持ち、物事を考える子ども
(豊かな感性、創造性を芽生えさせる。) - 情緒豊かに表現できる子ども
(喜んで話したり、聞いたりする態度や豊かな言葉を養う。)
~ 発達のみちすじをふまえた保育 ~
0歳児 「保護者とともに」、愛着関係づくりと情緒の安定を基盤にして、発達への芽生えを援助しま
す。
1歳児 「自分が、自分も」、自我・自立欲求の芽生えを受けとめていく。人や身のまわりのことに興味
や関心が向く、その「意欲的な気持ち」がふくらむよう援助します。
2歳児 「自分で自分で」、「友だちと一緒に」、自分でやってみたい、思いを言葉で表現できるように
なってくる、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを知ってくる、遊びの中で基本的な運動機能を伸ばし
ていく。それらを生活や遊びを通して育てます。
3歳児 「できた」、「またやりたい」、自信につながり、次への意欲と自立に向かう力となるように、
一人ひとりを受けとめ認めます。そして、集団生活で人の気持ちに気づいたり、思いやり、や
さしさが育まれるよう援助します。
4歳児 「友だちと一緒が楽しい」、いろいろなことができるようになって、自分中心からまわりのこと
にも世界が広がるにつれ、思うようにならない葛藤を経験します。その心情に寄り添い、友だち
とのつながりが深まっていくよう仲立ちし援助します。
5歳児 「仲間と協同し、育ち合う」、クラス全体で共感、協力してやり遂げる。聞く、話す、考える、
集中する、判断するなど、より良く生きるために必要な知性と豊かな感性が育つための援助を
します。